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認定公益法人化めざした事業運営を強化 −全国食肉学校 (5/29)


 (社)全国食肉学校は5月29日、JAビルで第34回通常総会を開催した。
 遠藤芳雄理事長は、「我が校は職業訓練教育機関として、食肉業界に必要とされる人材の育成が期待されており、それに応えなければならない」と挨拶。総会は18年度事業報告、19年度事業計画などが議案で、多田重喜専務理事が各議案の内容を説明した。
 18年度事業については、学校全体で訓練教育の強化を図り、▽学校教育、▽研修教育、▽通信教育、などに力を入れ一定の成果をあげてきたとする一方、総務・管理部門を含めた学校全体での教育体制の充実が課題としてあるとも指摘した。
 19年度事業については、公益法人制度改革関連法に準拠した認定公益法人化をめざし、公益性が高く社会的評価の得られる事業運営を行うほか、創立以来34年経過して老朽化の目立つ学校施設の基盤整備などを基本方針として取り組む。
 学校教育活動では、教材の充実・見直しを図り、より教育効果の高い実践教育をめざす。また、近年焼肉店、ステーキハウスの経営をめざす入学生が多いことから、新たな教育コースとして「フードビジネスコース」の21年7月開講をめざした取り組みや、通信教育講座では、20年度開講をめざし新たに「焼肉店経営管理コース」の開設に向けた準備を進める。その他、食肉販売技術管理士を構内資格とするなどの資格認証、同窓会・教育指定店等と共済で国内外研修の実施などの実施を計画している。
 18年度事業報告、19年度事業計画などは原案通り承認された。また、改選期にあたっている役員については全員が再任され、総会後の理事会で、理事の互選により理事長以下役職が決まった。新役員の任期は2年。

◎新役員
理事長/遠藤芳雄(全農経営管理委員会副会長)
副理事長/奥木功男(全農群馬県本部運営委員会会長)
専務理事/多田重喜(学校長)
常務理事/橋洋(学識経験者)
理事/小原良教(全農畜産総合対策部長)
理事/大迫健(農林中央金庫農林部長)
理事/高石克己(ホクレン農協連代表理事常務)
理事/井上隆弘(学識経験者)
理事/江藤忠文((株)科学飼料研究所常務取締役)
理事/栗原貯(学識経験者)
監事/榎本健蔵(全農畜産総合対策部次長)
監事/齋藤仁志(税理士)

(2007.6.5)

 

 

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