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食鳥処理羽数増加傾向続く〜平成18年食鳥流通統計 −農水省統計部


 農水省統計部はこのほど、平成18年食鳥流通統計を公表した。
 全国の食鳥処理羽数は7億2135万羽、処理重量は193万8620tで、前年に比べそれぞれ2.0%(1425万羽)、2.5%(4万8062t)増加した。
 肉用若鶏(ふ化後3か月未満の鶏で、地鶏、銘柄鶏も含む)は近年処理量が増えており、さらに海外での鶏インフルエンザの発生により、国産の需要が高まった。都道府県別の出荷羽数の割合は鹿児島19%、宮崎18%、岩手15%で、この3県で5割を占めている。
 平成19年2月1日現在の肉用若鶏の飼養戸数は2583戸で、前年に比べ0.3%(7戸)減少し、飼養羽数は1億529万羽で前年に比べ1.5%(160万羽)増えた。このため1戸当たりの飼養羽数は前年に比べ2.0%(800羽)増え、4万羽だった。1戸当たりの出荷羽数は20万3000羽で、前年比4.3%(8400羽)増。50万羽以上の階層は戸数では6.0%だが、羽数では34.0%を占めている。
 食鳥処理場は633で、前年に比べ1.6%(10処理場)減ったが、1処理場当たりの処理重量は3063tで、前年に比べ4.2%増加した。

全国の食鳥処理量

(2007.6.7)

 

 

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