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平成19年産大豆の生産見込みは23万t −国産大豆協議会 (6/28)


 国産大豆協議会(座長=武政邦夫社団法人大日本農会会長)は6月28日、第16回協議会を農水省で開催し、平成19年産大豆の生産見込みをまとめた。作付面積は14万haが見込まれ、平年反収は170kgなので、収穫量は23万tと前年並み(22万9200t)の安定供給が期待できそう。ただ、今年は春以降少雨の傾向が続いており、開花期以降も少雨が続くと、収量減の心配もある。
 19年産大豆の作付面積は、都府県でははぼ前年並みと見込まれる。主産地の北海道では小豆やいんげんなどへの作付転換で、昨年より2割ほど減ると見込まれ、全体では前年の作付面積(14万2100ha)をやや下回る。しかし、平年反収は前年(161kg)を上回るため、収量は昨年並みが見込まれる。
 また、全農の集荷見込みでは、フクユタカ、ミヤギシロメ、タンレイは増える一方、北海道や茨城の減産で、納豆用向けのスズマル、納豆小粒が減るという。
 全農がまとめた用途別供給見込みは、豆腐用74%(前年73%)、納豆用5%(同7%)、煮豆用10%(同10%)、その他11%(同10%)となっている。

(2007.7.2)

 

 

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