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平成19年産一番茶の荒茶生産量、前年並み −農水省統計部


 農水省が公表した平成19年産一番茶の荒茶生産量は3万1900tで、前年産並みだった。収穫面積は3万2600haで、前年産に比べ300ha(前年産対比1%)減った。鹿児島県で規模拡大により増えたが、静岡県では高齢化で廃園があった。生葉収穫量は鹿児島県などで天候に恵まれ生育が順調だったため、前年産を上回り、全体では前年産並みの15万4500tだった。
 一番茶の標準的な収穫時期は3月10日から5月31日。また、荒茶は生葉を蒸す(蒸熱)、揉む(揉み操作)、乾す(乾燥)などの加工処理をしたもの。せん茶、番茶などにさらに加工される。一番茶の荒茶の主産県は埼玉、静岡、三重、京都、奈良、鹿児島。

(2007.8.30)

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