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台風などの農産物被害額約200億円(平成19年7月〜10月)
−農水省統計部


 農水省がこのほど公表した平成19年7月〜10月の台風などの災害による農産物被害額は、約200億円と見込まれている。
 災害名と被害見込み金額などは次の通り。
台風第4号(7月13〜15日)、梅雨前線による大雨:128億円(宮崎、鹿児島、沖縄で水稲、葉たばこ、さとうきびなど)
台風第5号(8月2〜4日):23億円(熊本、徳島、宮崎で水稲、日本なし、さとうきびなど)
台風第9号(9月6〜8日):32億円(山形、茨城、群馬で水稲、西洋なし、りんごなど)
9月15〜18日の東北地方の大雨:11億円(秋田、岩手の水稲、大豆、りんごなど)
 平成元年以降で台風等による農産物被害額が特に大きかったのは、平成3年の台風第17、18、19号(9月12〜28日)等の被害額2128億円が最高で、平成5年の長雨、豪雨、暴風雨(5月下旬〜8月中旬)では、1559億円の被害。平成16年には台風第15、16、18号(8月17〜9月8日)で1286億円、台風第23号(10月18〜21日)での被害が202億円だった。

(2007.11.27)

 

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