農業協同組合新聞 JACOM
   
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1等米は80%
平成19年産米の検査結果(11月15日現在) −農水省
(11/30)


 農水省総合食料局が11月30日公表した11月15日現在の水稲うるち玄米の検査数量(速報値)は、383万1200tだった。18年産の同期対比では100.6%、17年産対比では97.2%。10月末日時点からの半月では23万8600t増えた。
 等級の1等比率は80.5%(18年産同期は79.0%)、2等16.2%(同17.5%)、3等2.0%(同2.0%)、規格外1.4%(同1.4%)だった。
 2等以下に挌付けされた主な理由は、充実度(25.7%)、心白・腹白(22.4%)などによるもの。
 水稲うるち玄米の地区別1等比率は北海道92.3%、東北90.8%、関東89.7%、北陸82.1%と高いが、一方東海64.7%、近畿66.0%、中国四国51.5%、九州32.2%、沖縄34.3%となっている。梅雨前線や台風の影響を反映した”東高西低”型で、地区別の差も大きい。
 水稲もち玄米の検査数量は13万900t(前年産同期対比87.4%)、醸造用玄米は5万8000t(同104.0%)だった。

(2007.12.4)

 

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