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新潟・魚沼コシヒカリ、前年同月比4000円以上の大幅安
−コメ価格センター第18回取引結果 (1/16)


 今年初となる(財)全国米穀取引・価格センターの第18回取引が1月16日実施され、青森つがるロマン、新潟コシヒカリ(一般、魚沼)の3産地品種銘柄合計2009tが上場され、1901tが落札された(落札率94.6%)。青森つがるロマンは540tが上場され、落札率は80.0%だった。新潟一般コシヒカリは1224t、新潟魚沼コシヒカリは245tが上場され、全量が落札された。全体の申込数量倍率は5.4培だった。
 青森つがるロマンの落札加重平均価格は60kg当たり包装代等込み(運賃は除く)1万4298円で、前年産同月に比べ274円(2.0%)高かったが、前回(11月21日)より379円(2.6%)
下がった。さらに不落が出たのは、値頃感が薄らいだためとみられる。
 新潟一般コシヒカリの落札加重平均価格は1万8858円で、前年産同月に比べ270円(1.4%)安く、前回(12月5日)より1021円(5.2%)下がった。新潟魚沼コシヒカリは19年産では初めて上場された。落札加重平均価格は2万4864円で、前年産同月に比べ4276円(14.7%)の大幅値下げとなった。
 良食味米の開発に各産地が取り組んでいることや、市場での低価格志向が強いことから、コメ流通業者のなかには新潟コシヒカリの居所修正が行われたとみる向きもある。

(2008.1.18)

 

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