農業協同組合新聞 JACOM
   
農政.農協ニュース

協同の力で地域農業・農村の発展を
宮田JA全中会長 −JA中央機関新年賀詞交換会 (1/4)


挨拶をする宮田会長
挨拶をする宮田会長
 JAグループは1月4日に平成20年の業務をスタートした。4日正午からは東京・大手町のJAビルで恒例の「JA中央機関新年賀詞交換会」を開いた。この席上、宮田勇JA全中会長は、WTO交渉で日本提案を実現し国民的合意を得ていくための取組み、そして「米の生産調整をキチンと実行していくことがJAグループあげての最大の課題である」としたうえで「農業の大事さ、食料の大切さに対する国民的意識が高まっており、それをつかさどるJAグループの責任は大きい」ので、食料の安全を含めた食料と農業の問題を「国民に深く理解をしてもらう」取組みが「今年の一番大きな柱の一つ」だと挨拶した。
 さらに、効率化・合理化志向の時代ではあるが「お互いが助け合う協同の財産・協同の力を、国民のみなさんに発信をしていくことで、協同の理念を発揮していくことがJAグループの使命ではないか」「問題が山積しているが、全国のJAが力をあわせ。組合員の力を一つにして、大きな課題を解決し、地域農業・農村を発展させていきたい」と年頭の決意を語った。
山田俊男参議院(右)もかけつけた
山田俊男参院議員(右)もかけつけた
 その後、蜻JA全農会長が「結集して困難を克服しよう」と力強い決意を込めて乾杯の音頭をとった。さらに、上野農林中金理事長が「難しい時代ではあるが考えようによっては、日本農業の再興に向かって努力をするきっかけになる年ではないか」と挨拶。さらに上原JA共済連理事長が「課題のない組織は崩壊する。大事なことは、共通目標をもって一人ひとりが決断し課題解決にまい進することだ」と挨拶し、会を締めくくった。
 また山田俊男参院議員もかけつけ挨拶した。

(2008.1.7)

 

社団法人 農協協会
 
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-1-15 藤野ビル Tel. 03-3639-1121 Fax. 03-3639-1120 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。