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3か月の体験で人間的にも成長した学生たち
−全国食肉学校校外実習体験発表会 (1/11)


プロジェクターを使って発表する学生
プロジェクターを使って発表する学生

 (社)全国食肉学校(群馬県玉村町 山中暁学校長)は1月11日(金)校外実習体験発表会を玉村町文化センターで開催した。
 校外実習は、総合養成科(1年コース)の学生が10月から12月までの3か月間、同校の教育理念に賛同する教育指定店と呼ばれる企業で実習を行うもので、学校で学習した基礎的な技術・知識をより実践的なものにする同校のカリキュラムの目玉の一つだ。
 学生は校外実習の期間中に実際に体験し、感じたことからテーマを決め、教育指定店の指導担当者や教師前で3か月間の成果を披露。発表は製品作りから、接客対応、製品管理など、各学生独自のものだったが、どの発表も現場でやりきった自信とお世話になった教育指定店の人たちへの感謝の気持ちがあふれていた。
 発表後、同校佐藤克文教務部長は「この校外実習での学生の成長を痛感しました。現場で売ることの難しさ、失敗したときの悔しさ、職場でのコミュニケーションの大切さ、安心・安全をブランド化する工夫等について、教育指定店の従業員の皆様や、お客様の生の声を聞いて実感できたことと思います。また、他の学生の発表を聞く姿勢からも、技術・知識だけでなく人間的にも大きな成長が見られました。この3か月間の体験を今後に活かしていってください」と講評した。
 学校での学生生活も残り1か月となり、卒業後の食肉業界での活躍が期待される。
 なお、同校では平成20年度の学生募集を行っている。
詳細は(社)全国食肉学校 総務部0270-65-2571まで。
http://www.fma.or.jp/course/003.html

(2008.1.29)

 

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