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悪天候で客数減る −1月の外食市場動向 (2/25)


 (社)日本フードサービス協会が2月25日発表した1月の外食市場動向調査結果によると、好調だった昨年12月から一転、全店ベースの売上げは前月比2.7ポイントのダウンとなった。しかし前年同月比では0.8%上昇した。
 1月は休日に悪天候が重なり、また寒い日が多かったなどから客数が減った。相次ぐ食の不祥事や食品などの値上げ報道も心理的に響いたとの見方もある。
 これまで市場を牽引してきたファストフードも勢いが弱まった。ただ販促キャンペーンやセットメニューを投入などをした企業では売上げを伸ばし、消費者を刺激する施策や宣伝が奏功している。
 業態別ではファストフードが売上げを伸ばしたが、既存店ではめん類の客数が伸びず、マイナスに転じた。ファミリーレストランは客単価が前年を上回ったが、客数は減った。パブ・居酒屋は客単価はほぼ前年並みだが、客数は減った。ディナーレストランは全店ベースで客数・客単価がアップしたが、既存店の売上げは前年を下回った。喫茶は既存店の客数が減ったが、客単価は上がった。
 同調査は会員社が対象。

(2008.2.28)

 

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