農業協同組合新聞 JACOM
   
JA広報誌便り

収益向上めざし生産部会、品目研修会など開催
《JAいわい東(岩手県)・2008年2月号》


JAいわい東・2月号
トマト部会は1月21日、部会員、行政、JA関係者120名が出席して通常総会を開き、20年度は3億3000万円の販売金額を目標とした。また、基本技術の再確認と実践により、収穫量の向上を決意した。出荷量31万7500ケースをめざす。

室根稲作部会は1月22日総会を開き、部会員、関係者ら35名が出席し、全議案を承認した。19年産米は共同防除とヘリ防除を徹底し、1等米比率87.5%を達成した。このあと一関農業改良普及センターの普及員による「良質米研修会」を行い、岩手県のオリジナル品種で寒さやいもち病に強く、食味はあきたこまち並みという『どんぴしゃり』について研修した。室根地区では18年産から試験的に作付けし、今後の取り組みを検討中。

JAは1月30日、千厩町のほ場で集落営農組織を対象に水稲育苗施設の有効利用をはかる研修会を実施した。管内の6営農組織の代表者が参加した。併せて冬野菜として市場からの引き合いが多い寒締めホウレンソウについても研修。JAでは集落営農組織に対し、園芸作目の導入やJA全農いわて指定農場制度を利用した収益確保への取り組みを期待している。研修会に参加した集落営農組織の代表は、「これからの農業は米以外の品目も重要だ」と話していた。

(2008.2.29)

 

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