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17年産米収穫量は906万2000トン −作況101で確定 (12/9)

 17年産水稲の収穫量は906万2000トン、作況は全国平均で101で確定した。
 北海道は収穫期の断続的な降雨で一部で倒伏があったがもみ数が多く確保され登熟は順調だったことから、作況は109で収量は573kg(10アールあたり)となった。本州と四国では一部で高温による登熟障害やカメムシなどの被害が発生したが、おおむね登熟は順調で東北101(563kg)、北陸100(534kg)、関東・東山102(543kg)、東海100(500kg)、近畿102(516kg)、中国100(516kg)、四国101(489kg)となった。
 一方、九州は台風14号の影響で穂づれ、もみづれ、倒伏などが発生したほか、登熟期が高温、小雨だったため乳白粒などの高温障害やウンカなど病害虫が広く発生したため、作況94(474kg)となった。
 被害の総量は63万6900トンでこのうち風水害が24%ともっとも多く、日照不足15%、いもち病12%と続く。

(2005.12.9)



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