農業協同組合新聞 JACOM
   
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林野庁が写真集「傷ついた日本の森林」発行 (2/4)

 幹折れや倒伏で木立がなくなった山や、崩壊で緑が消えた山など無惨な姿をさらす森の写真集を「傷ついた日本の森林」と題して林野庁が1月末に発行した。異常気象による昨年の暴風や豪雨、地震の爪痕を視覚で印象づけ、復旧と災害に強い森林づくりを訴える内容。ボランティア活動の様子などを含めて写真は30数枚、A4版21ページ。
 昨年は史上最多の台風が列島を直撃。さらに中越地震などがあり、同冊子によると、森林の被害額だけでも約3400億円と前年の3倍にのぼった。被害個所は3万3000、面積にして4万8000ヘクタール。主な被災道府県は延べ44。
 我が国の森林は4割が人工林で、そのうちの8割が若い森林。このため間伐などの手入れが必要だ。しかし、その作業は下刈りや植林を含めはかどっていない。
 こうした現状を憂え、また地球温暖化の防止に貢献したいという森林ボランティアの活動が広がり、その団体数は1165(平成15年)。これは9年に比べ約4倍だ。また企業による森林づくりも盛んになっていると紹介している。
林野関係被害額の都道府県別の区分
林野関係被害額の都道府県別の区分
(2005.2.4)


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