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旧山古志村で損害査定開始 −JA共済連 (5/16)

 JA共済連は、昨年10月23日に発生した「新潟県中越地震」にともなう旧山古志村(現長岡市)の損害査定を5月16日から開始する。
 新潟県中越地震では、建物・家財などを保障する建物更生共済(地震保険に相当)に既に541億5067万円が支払われている。しかし、旧山古志村については、被害が甚大であったことや豪雪のため避難指示が出されていたため、これまで被災地では唯一建物の損害状況を査定することができなかった。このほど、損害査定を目的とした入村許可が得られたことから、迅速な共済金支払をめざし査定を実施する。期間は30日までの2週間を予定している。支払完了は、6月中旬をめざす。旧山古志村の建物更生共済の加入世帯は、全690世帯のうち630世帯で、9割を上回る。
 なお、JA共済連は災害救助法が適用された地域のJA共済契約者を対象に、以下の通り契約の継続手続にかかる特別取扱いを実施している。
(1)自動車共済等の短期共済契約にかかる継続手続の猶予。
(2)終身・養老生命・建物更生・年金共済等の長期共済契約にかかる共済掛金払い込みの猶予。
(3)共済金の簡易・迅速な支払に向けた支払請求書手続、必要書類の一部省略等の取扱い。

(2005.5.16)


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