| （社）家の光協会は６月22日に通常総会を開催し16年度事業報告と決算を承認した。
16年度は今年度に『家の光』創刊80周年記念事業の一環として『家の光』12月号で大幅な誌面刷新を行い、長期愛読者拡大運動を展開するとともに、文化と協同の力で広める人・ＪＡ・地域の元気づくりの実践に取り組んだ。
『家の光』の普及活動の特徴的な動きはＪＡグループ全体が一斉に取り組み、愛読者の輪が広がる事例が増えてきているが、目標未達のＪＡも多く全体としては前年度部数を下回る結果となった。12月、1月号を除いた月平均部数は約63万部となった。また『地上』の月平均部数は2万7700部。
一方、『やさい畑』は市販を中心に堅調に推移。年間販売部数は2万4000部増の23万部となった。
ＪＡの教育文化活動の強化活動では「家の光文化賞ＪＡトップフォーラム」に89ＪＡから163名が参加し前年度を大きく上回る実績をあげた。また、「教育文化・家の光プランナー」は16年度末で160ＪＡで181名が設置されている。
総会では池端昭夫会長が「創刊時の精神に戻って事業に取り組みたい。組合員とＪＡの結びつきを強め、元気なＪＡと地域づくりに貢献する」とあいさつ。来賓の小林二郎全中副会長は「農村の暮らし、伝統文化を大切にするＪＡグループの運動につながる事業としての役割は大きい」と期待を寄せた。
|
