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牛乳生産者に家庭で眠っているタオルを贈る　今年で20回目 −首都圏コープ事業連合　（７/25）

首都圏コープ事業連合は７月25日、北海道阿寒郡のグリーンパークつるいで、根釧地区の牛乳生産者に、牛の乳房を拭くためのタオル贈呈式を開催した。 　これは産地見学したときに「良い原乳を出すためには、牛の乳房を拭くタオルがたくさん必要」だと生産者から聞き、生協組合員の家庭に眠っているタオルを牛乳生産者に贈り使ってもらおうと始まった運動で、今年で20回目となる。 　今年集まったタオルは、９万7087枚、寄せられたメッセージは約6500通で、提携する２つの産地、北海道根釧地区と埼玉県秩父・児玉地区の酪農家に贈られた。この20年間で産地に贈られたタオルの総数は、128万枚になる。 　北海道阿寒郡の「グリーンパークつるい」で行なわれた「タオル贈呈式」は、「産地へ行こう！牧場体験ツアー」の一環として開催され、生協組合員36名が参加。贈呈式で、生協組合員を代表して神奈川ゆめコープ齋藤文子理事長が「産地へ来て食の現場を見聞きすることは、食の生産の現場から切り離された所で暮らす私たちにとって大きな意味を持っています。今後も交流を通し、食への理解を深めていきたい」と挨拶した。

（２００５．８．５）

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