農業協同組合新聞 JACOM
   
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5テーマで研究・業務発表会
情報発信などますます重要に 《JA全農》 (8/17)


挨拶する川名センター長
挨拶する川名センター長
 JA全農営農・技術センター(川名晃センター長、神奈川県平塚市)はこのほど、恒例の『研究・業務発表会』(第52回)を開催した。畦畔除草の省力化、育苗作業の軽労化、大気汚染等環境問題などへの対応が求められており、5テーマとも時宜を得た発表となった。
 冒頭、川名センター長は、全農改革委員会の答申にふれ「生産者と消費者の架け橋となり、内外に開かれた全農をつくるためにもわれわれの取組みの意義は大きい」とするなか、センターの機能としての情報の発信、応用技術の開発にいっそう尽力していくとした。
 営農・技術センターの「研究・業務発表会」は技術交流の促進、技術水準の向上および教育研修などを視野に入れて、広くJAグループの内外に向けて定期的に開催されている。発表会は1966(昭和41)年からはじめられ、延べ発表者数は380名におよぶ。
 【発表テーマおよび発表者】
 ◇水稲畦畔除草の労力軽減対策としてのティフ・ブレアの普及推進について
   (担い手対応室:魚住広和)
 ◇グリーンレポートの発行と今後の展望(アグリ情報室:石井千春)
 ◇水稲の超省力化「種子付きもみがら成形マット」の開発(生産システム研究室:中西一泰)
 ◇GTL灯油の性状分析試験(講習・検査室:三澤めぐみ)
 ◇肥料の種類と作物・品質環境負荷との関係
   −肥料の違いが作物や周辺環境へどのような影響を与えるのか−
   (肥料研究室:加藤雅彦)

発表会の「ねらい」が確かなものに
発表会の「ねらい」が確かなものに

(2005.8.18)


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