農業協同組合新聞 JACOM
   
谷 明正
社団法人 日本農業機械化協会 会長
各界から新年のご挨拶
農作業の安全に注力し機械化推進で効率的経営を

赤保谷 明正氏

 新年あけましておめでとうございます。
 昨年12月23日、社団法人日本農業機械化協会は創立満50周年を迎えました。その記念行事として去る12月、生研センターにて「これからの農業を支援する農業機械化の方向」と題する"機械化現地フォーラム2007"を開催し多くの参加を頂きました。会員始め皆様には多大なご協力とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
 本会は昭和32年12月の創立以来、会員始め皆様とともに農業の機械化・施設化はもちろん農作業安全に関するさまざまな事業を推進することにより、稲作を始め多くの作物で機械化体系を啓発普及し、労働強度の軽減、生産力の向上そして農業経営の改善等に貢献して参りました。
 これまで我が国の農業機械・施設の研究開発、製造・流通・整備、普及に関係された皆様の創意と努力に深く敬意を表する次第です。
 さて昨年4月に国は、21世紀新農政2007をスタートさせ、品目横断的経営安定対策などの施策を担い手へ集中して推進しています。また5月には、農業資材審議会農業機械化分科会を開催し、今後の農業の機械化の進むべき方向について検討を始めました。
 我々農業の機械化・施設化を推進する立場としては、担い手の育成と食料供給コスト縮減のため、個々の経営体の目標と内容に見合う農業機械・施設の効果的な導入と効率的かつ安全な利用に向け、またこれらを通じた経営の発展と安定化に向け、経営者の立場に立って農業機械化・施設化を提案することが重要との認識をもっております。
 例えば農作業安全では、担い手が安心して仕事が出来るよう年間約300件の農業機械関係死亡事故をゼロにする目標で、事故に身近な農業機械関係者の協力により事故情報を収集して分析し事故防止策に結びつける体制、高齢者・女性・新規就農者などが身近で研修を受講できる体制などが求められていると思います。
 また今なお人力に頼る農作業の機械化など新たな農業機械の開発では、産地の生産組合や機械作業従事者の声を反映した現場改良型の実用化が求められていると思います。
 本会におきましても創立時の理念の下、農業機械・施設に関係される皆様と力を合わせて、農業の機械化・施設化の推進による農業経営改善の高度化と農業生産力の拡充に今後も取り組んで参る所存です。
 皆様のいっそうのご活躍を心から祈念し、年頭のご挨拶といたします。

(2008.1.4)


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