ダウ・ケミカル（アンドリュー・リバリス会長兼ＣＥＯ、本社：米国ミシガン州）はこのほど、第１四半期売上高が前年同期比で19％増の148億ドルを達成し、四半期実績で過去最高記録を更新したと発表した。
　新興経済圏における６％の販売数量増および中国、ロシア、インド、中東での一段の販売数量増に加えて、全事業地域で２ケタ台の価格是正を達成した。
　農業科学事業のダウ・アグロサイエンスは、前年同期比27％増の過去最高となる売上高13億ドルを達成した。世界的な農業および食品産業の伸びに加えて、最近の事業買収が好業績をもたらした。
　同事業の当期ＥＢＩＴ（利払い前の税引前当期利益）は、前年同期の２億8200万ドルに対して３億3100万ドルだった。