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【コープケミカル】
当期純利益が前期比140.3%増

「テイクオフ21計画」最終年度

 コープケミカル(株)(三浦政義社長、本社:東京都千代田区)は5月22日、『平成...

 コープケミカル(株)(三浦政義社長、本社:東京都千代田区)は5月22日、『平成 20年3月期決算短信』を公表した。「テイクオフ21計画」の最終年度にも当たり拡販、より効率的な生産、管理費抑制などに全社をあげて取組んだ。
 原料の大半を、海外に依存しているわが国肥料業界。生産コストの上昇が避けられず、昨年7月以降、大幅な価格改定が行われた。
 いっぽうで、米をはじめ農産物価格の低迷や生産者農家の高齢化にともなう耕作放棄地の拡大など、一段と厳しい農業情勢を反映し国内肥料需要の減少が続いていることに加え、原料の高騰が止まらず値上がりも広範囲におよんでいることから、肥料業界はかつてない未曾有の厳しい局面に接している。
 この状況のもと、同社グループは、肥料原料の早期確保や情勢変化に迅速に対応した生産対策を積極的に進めるとともに、平成17年度から始動した中期3か年計画「テイクオフ21計画」の最終年度として拡販品目への注力、より効率的な生産、一般管理費の抑制などの課題に全社をあげて取組んだ。
 以上の結果、売上高227億900万円(前期比4.7%増)、経常利益6億4000万円(同68.5%増)、当期純利益3億2900万円(同140.3%増)を確保した。

(2008.05.26)