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【トーヨーライス】
「食イベント〜ニッポンのおいしい秋をいただきます」で米の精をPR

 11月22日〜24日の3日間、江東区豊洲の「がすてなーにガスの科学館」で行わ...


 11月22日〜24日の3日間、江東区豊洲の「がすてなーにガスの科学館」で行われた「食イベント〜ニッポンのおいしい秋をいただきます」にトーヨーライス(株)が出展、無洗米製造過程で発生する副産物「米の精」を使用して生産した農畜産物をPRした。
 「米の精」は、BG無洗米を生産する時に、精米から取り除かれる肌ヌカを、加熱加工して製造される高栄養肥料だが、その特性と安全性から、飼料としても広く使われるようになってきた。 会場では「九十九里ファーム」が「手づくりエサのこだわりたまご」を出品した。同ファームでは、「自然・環境・くらしにやさしい」をコンセプトに、7棟の鶏舎で15万羽の鶏を飼育している。
 同ファームで使われる手づくりエサは、「米の精」を他のエサに混ぜ込んだものだ。現在は地場消費がほとんどだが、「卵の味と品質には自信がある」と同ファームの林獣医師は語る。また「米の精」を使って栽培された、「無洗米あきたこまち」や奈良五條産直組合の柿、和歌山の蜜柑、なども出品された。
 会場では、「米の精○×クイズ」や卵のつかみ取りをはじめ、「米の精」を使った農畜産物の展示即売なども行われ、終日家族連れで賑わった。

(2008.11.27)