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【日本農薬】
売上高6億4000万円増

海外はアジア地域好調

 日本農薬(株)(神山洋一社長、本社:東京都中央区)はこのほど、『平成21年9月...

 日本農薬(株)(神山洋一社長、本社:東京都中央区)はこのほど、『平成21年9月期第1四半期決算短信』を明らかにした。
 それによると、第1四半期における同社グループ連結業績は化学品事業の牽引により、売上高75億2000万円(前年同期比6億4000万円増)、営業利益△3900万円(同5400万円増)、経常利益△5400万円(同3700万円増)、四半期純利益は特別損失として投資有価証券評価損を計上したことから△1億8100万円(同1億900万円減)となった。
 セグメント別では、化学品事業は国内農薬販売が昨年12月に実施された農薬価格改定の影響から荷動きが早まったこともあり、売上高が伸長した。
 海外農薬販売では為替が円高基調にあったものの、前期に引き続きアジア地域を中心に販売が好調裡に推移した。工事・サービス事業はそれぞれ前年同期並みとなった。
 なお、同社グループの第1四半期業績は、中核事業である化学品事業・農薬販売が不需要期にあたる季節的要因から、他の四半期に比べ相対的に売上高、利益ともに低い水準に止まる傾向がある。

(2009.03.03)