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【丸山・ショーシン】
共同出資会社「M&Sテクノロジー」4月1日に誕生

握手する内山社長(左)と山岸会長  (株)丸山製作所と(株)ショーシンは、3月...

握手する内山社長(左)と山岸会長
握手する内山社長(左)と山岸会長

 (株)丸山製作所と(株)ショーシンは、3月6日、共同出資により、果樹用高性能防除機(スピードスプレーヤー)の開発・設計を行う新会社「(株)M&Sテクノロジー」を設立することで合意し、同日東京・千代田区の丸山製作所本社において記者発表した。
 スピードスプレーヤー(以下SS)の市場は、最盛期年間5000台ほど販売されていたが、平成13年以降減少を続けており、この数年は生産2000台前後に低迷している。新会社の狙いは、こうしたSS市場に対応し、開発コストの削減、開発期間の短縮、より良い製品の提供などを目的としたものだ。
 丸山とショーシンは、平成18年11月に業務提携を結び、丸山はショーシンのSSを、ショーシンは丸山の動力噴霧機を、それぞれOEM供給してきた。その関係を強化して共同出資で新会社を設立し、相互の優れた技術力を融合させ、新しい時代に相応しい果樹用高性能防除機SSを開発していくことになったもの。
 両社が保有する経営資源やノウハウを活用することによる相乗効果も期待できる。
◎新会社概要
・商号:(株)M&Sテクノロジー
・所在地:長野県須坂市大字小河原2243番地10
・設立:平成21年4月1日(予定)
・資本金:3000万円(両社50%均等出資)
・代表者:取締役会長 内山治男(現(株)丸山製作所代表取締役社長)
      :取締役社長 山岸昭信(現(株)ショーシン代表取締役会長)
・主な事業内容:果樹用高性能防除機の開発、設計
・決算期:3月
・従業員:4名程度

(2009.03.09)