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【神明・東京工場】
「新型カラセンXCA-270型」導入で消費者ニーズに対応

「新型カラセンXCA-270型」  自動的にフィーダーを清掃する新機能「クリー...

「新型カラセンXCA-270型」
「新型カラセンXCA-270型」
 自動的にフィーダーを清掃する新機能「クリーンフィーダー」によって、色彩選別機の新しい歴史を築いた(株)東洋精米機の「新型カラセンXCA-270」が、先駆的な精米工場に次々と導入され、稼働を開始した。
 例えば、(株)神明精米東京工場(本社:東京都中央区日本橋、藤尾益雄社長)は、「新型カラセンXCA-270」を2台導入し、3月30日より稼働を開始した。
 (株)神明精米は、4月1日に新会社としてスタートしたばかりで、この度の設置は、6工場ある神明グループの中で、首都圏での商品製造・供給を担う拠点として位置づけられた東京工場に設置され、今後ますます充実した異物除去が可能な工場として、大きな期待が寄せられている。
 昨今、消費者からの食品の安全性に対する要求はますます厳しくなる中、米穀企業にとっても商品の品質維持と安全確保は急務となっている。同社の機器導入に対するこだわりは、並々ならぬものがあり、今回の色彩選別機導入も現地視察や、厳しい選別試験を経ての導入となった。
 新型カラセン「XCAシリーズ」は、既報のように従来の色彩選別機にくらべ常に高い選別性能を発揮できることや、新機構により異物混入率の高い米でも、流量をしぼる必要がなく、また生産ロットが変わる毎に、その原料の品質にあわせて最適な状態に自動調整する機能などを装備。
 これらの機能が評判を呼び、「選り漏らしがない」「排出異物に良品の混入が少ない」「メンテナンスが容易」など、精米工場の現場サイドからも高く評価されている。

(2009.04.15)