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【東洋精米機】
精米工場の収益向上に寄与

「ECOパッカー RP-1500」を発売

「ECOシーリング」機構を説明する雜賀社長 (株)東洋精米機製作所は、米袋のシ...

「ECOシーリング」機構を説明する雜賀社長
「ECOシーリング」機構を
説明する雜賀社長
(株)東洋精米機製作所は、米袋のシール方法の概念を変える新技術「ECOシーリング」機構を開発すると共に、同技術を搭載した新しい全自動包装機「ECOパッカー RP-1500」を発売する。同社では先に、ECOパッカーの省資材性、CO2排出削減性などを全面に打ち出した記事発表をしたが、最新鋭米袋包装機「ECOパッカー RP-1500」の特長や機能説明は、ほとんどなされなかった。
4月16日の記者説明会では、「ECOシーリング」機構の機能と経済性、環境対応性なども説明された。従来の包装機の機構では米袋のシール部の外側の部分、いわゆる耳の部分が一定の長さ以上必要であったのが、新機構ではその無駄な耳幅を極端に少なく出来るというものだ。強度、耐久性は従来袋同様という。

「ECOパッカーRP-1500」
「ECOパッカーRP-1500」

雜賀慶二社長は、記者説明会の冒頭で「昨今は世界的規模でCO2削減に取り組んでいる。米穀業界もCO2削減に取り組む必要がある。精米包装袋の無駄を省くことで、製造過程で発生するCO2も大きく削減できる。これは資材・資源の削減になり、企業の利益向上に繋がるものだ」と述べた。 
また同社ではこれを機に、米袋のシール間距離(内寸)及びラミネート袋のサイドシール部分の無駄も見直し、さらにコスト削減、ゴミ排出量削減を可能にした。
新発売の「ECOパッカー RP-1500」は、「ECOシーリング」機構を搭載した機種の第一弾となるもので、従来の包装機のように、ただ米を充填し、シールするだけの装置ではなく、使うことにより、大幅な「経済的メリット」と「環境面メリット」をもたらすというものだ。
「ECOシーリング」によって1袋当たり5〜15%の資源が削減できる(同社比)。これにより例えば平均的な精米工場では、1か月500tの精米を包装する場合、同社の試算では毎月17万8875円(年間214万6500円)コストが下がる。
CO2削減という環境メリットは、袋詰めされて流通しているコメの総量を年間700万tと仮定すると、これを全量エコ包装にした場合、同社試算では従来袋の約14.7%の重量分が削減できるので、年間約3万450tのCO2が削減できるという。エコノミーでエコロジーな「ECOパッカー RP-1500」の価格は1650万円(税別)。

(2009.04.28)