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【三井化学アグロ】
タイのソータス社と業務提携  三井化学アグロ

 三井化学アグロは5月27日、タイの農薬製造・販売大手のソータス社と業務・資本提携について合意し、同社の株式を10%取得したと発表した。三井化学アグロとしては初の海外拠点となる。

 同社はアジア、米国を中心に海外での売り上げを伸ばし、タイでは主に水稲用殺虫剤「ジノテフラン」などの販売を進めてきた。
 ソータス社は1996年4月1日に設立された農薬・生活環境用薬剤・肥料の輸入、製造、販売会社で、売上高は日本円で約35億円。タイ国内での農薬販売シェアは4位だ。三井化学アグロとは97年から製品販売、技術交流などを行い、東南アジア地域での委託製造を行ってきた。
 三井化学アグロではインド市場をはじめとしたアジア市場での事業強化を狙っており、そのためアジアでの製品生産拠点確保をめざしていた。

 Sotus International Co., Ltd.【ソータス社の概要】
社名 Sotus International Co., Ltd.
所在地 タイ・バンコク
代表者 Yanyong Prathuangwong
資本金 1億8000万バーツ(≒5億4000万円)
従業員数 225人

(2011.05.31)