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【片倉チッカリン】
3月の出荷遅れを挽回し増収増益 片倉チッカリンが第1四半期決算短信

 片倉チッカリンは平成24年3月期第1四半期の決算短信を発表した。東日本大震災による前年度末の出荷遅れ分と肥料価格改定に伴う値上げ前倒し出荷などにより、売上高、経常利益ともに前年同期比増だった。

 売上高は53億9100万円で前年同期比9.4%増、営業利益は3億6200万円で同350.9%増、経常利益は3億6800万円で同365.8%増、四半期純利益は1億6800万円で同279.9%増だった。
 主力の肥料事業が好調で売上高48億4000万円で同11.3%増だったが、そのほかは減収だった。飼料事業は、漁粕・魚粉などの販売数量が増えたが販売単価が減り売上高2億5800万円で同7.7%減、不動産事業は売上高1億400万円で同4%減、化粧品、食品・農産物などのその他事業は売上高1億9200万円で同3.5%減だった。


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