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【サカタのタネ】
美しく清らかな、早春の花・スイセンの魅力  サカタのタネ

多くの作家や詩人が珠玉の言葉で水仙を紡ぐ

 サカタのタネが友の会会員向けに発行している情報誌「園芸通信」9月号では、多くの作家や詩人を通し、美しく清らかな、早春の花・スイセンの魅力を余すところなく紹介した。なお、通信販売部は創部80周年。

サカタのタネ提供 地中海沿岸で生まれ、世界各国に広がっていった水仙。スペイン、ポルトガルを中心に約35種類の原種がある。
 日本には室町時代に中国から入ったとされ、今では子どもから大人まで、誰もが知る早春の花として広く親しまれ、愛されている。「園芸通信」には13名の作家を登場させたが、ここでは2名の作品を紹介。
 「燕も來ぬに水仙花、大寒こさむ三月の風にもめげぬ凛々しさよ」。シェイクスピアの戯曲「冬物語」の中の一節「パーディタの花づくし」として知られる台詞(上田敏訳「海潮音」より「花くらべ」)。凛々しく春の到来を謳い上げた。
 また、与謝野晶子は「白鳥が生みたるもののここちして朝夕めづる水仙の花」(「与謝野晶子歌集」)と「純白」と形容するのが相応しい白花の水仙を白鳥の羽に見立てた。光を跳ね返す白さを、眩しいほどに見事に謳い上げている。
 「園芸通信」への問い合わせは、サカタのタネ 通信販売部 電話(045)945-8824まで。

(写真)
サカタのタネ提供

(2011.09.13)