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【クボタ】
米国に中型トラクタ生産工場を新設 クボタ

 クボタは11月28日、米国内では初となる中型トラクタの生産工場を新設すると発表した。

 米国では小・中型トラクタで日本製の人気が高い。クボタは年間約5万台のトラクタを米国で販売している(2010年)が、そのうち20〜60馬力の中型トラクタの販売シェアは米国内トップだ。
 米国での生産拠点としては、ジョージア州に現地法人クボタインダストリアルイクイップメント(KIE)とクボタマニュファクチュアリングオブアメリカ(KMA)の2工場を持っているが、このたびKIEの敷地内に、北米向け中型トラクタの生産工場を新設する。
 投資総額は約7320万ドル(約55億円、1米ドル=75円換算)で、建屋面積は4.3万平方m。2012年1月に着工し、13年1月に量産を始める予定だ。新工場では年間2万2000台の生産を見込んでいる。
 同社は北米を中型トラクタの主要販売地域として位置づけており、今後は農業分野だけでなく軽土木や庭園管理向けにも事業拡大を狙っていく。


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