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【クボタ】
元気農業テーマに「JA&クボタ アグリンピック2011」開催

 快晴に恵まれた12月20〜21日の両日、宇都宮市のマロニエプラザで、「〜ようこそ元気農業王国クボタランドへ〜」をサブテーマに、「JA&クボタ アグリンピック2011」が開催された。

JA仕様トラクタ 今回の「JA&クボタ アグリンピック2011」では、東日本大震災以降、被災地の農家が復旧から復興に向け努力を続けている現状を踏まえ、生産農家を支援し、元気に農業を営んでもらいたいというコンセプトから、農業機械のテーマパークをイメージした会場造りを行った。
 会場には、被災地である宮城・岩手をはじめ、群馬・栃木・茨城・埼玉・東京・千葉・神奈川・静岡・長野の100JAから2600人を超える組合員農家が来場した。
 出展された農業機械では、カプラキット(本機に作業機を接続し、作動させるため油圧を送る装置)や走行・作業の安全を助ける後部反射マークを装備したトラクタの「GRANDOMワールド」JAグループ特別装備機など、主力のトラクタ・コンバイン・田植機をはじめ管理機、精米関連機器など250点、協賛メーカー35社も多くの関連商品を出展した。
あいさつするJA全農の山中氏 会場のセレモニーでは、主催者を代表し、JA全農・農業機械課の山中嗣貴氏が「この催しは、国内トップメーカーであるクボタさんに協力を頂いて開催した。日本の農業は、東日本大震災、原発事故とその風評被害もあり、厳しい状況にあるが、生産農家にきめ細かく対応していきたい。クボタは世界各国にも進出しているが、世界水準の機械を、是非とも安く国内でも提供してもらいたい」とあいさつした。
 クボタの村瀬信彦機械営業本部長は「アグリンピックは、今年で8回目の開催となる。来年度も元気で営農してもらいたいというコンセプトで、楽しんでもらえる会場造りをした。ニーズに合った商品を見て、触れて選んで頂きたい」と述べた。

(写真)
上:JA仕様トラクタ
下:あいさつするJA全農の山中氏

(2011.12.27)