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【ニオイックスジャパン(株)】
日本製の植物活性剤に海外から評価 ニオイックスに商談

 消臭システム設備・設計・施工で「快適生活環境」を目指すニオイックスジャパン(株)(東京)が2011年1月に発売した新製品「植物活性剤BB121」の商談が中国、タイでも進んでいる。

 同社は韓国・済州島で「BB121」を使用したニンニクを栽培中だ。中国の蘇州でも麦の栽培試験を開始した。タイ、台湾からもオファーがある。
 11年8月、グループのニオイックスジャパンは済州金寧農協などと「BB121」を使ったニンニクの日本輸出契約を締結。約3000平方mの畑で試験栽培中だ。7月上旬までに日本へ全量出荷の計画。 同農協はニンニクの種子消毒に「BB121」の1000倍希釈、土壌消毒には3000倍希釈液を散布して生育を確認している。
 「BB121」は海外でいち早く評価された格好で、今後は国内で有機・無農薬栽培を目指す農家・農園、ゴルフ場などでの需要が見込まれる。
 「BB121」はマツ、ヒノキ、クマザサなど120種類の植物や樹木の有効成分を濃縮した天然植物エキスに各種ビタミン類、カルシウム、ミネラルを配合したもの。野菜や果実、イネの成長促進や、コナジラミやハダニ、アブラムシなど病気を媒介する害虫の防除に有効とされる農業資材。

(2012.04.16)