アグリビジネス

アグリビジネス

一覧に戻る

【カナディアン・ソーラー・ジャパン(株)】
農林業用の販売へ 太陽光発電システムに外資

 カナディアン・ソーラー・ジャパン(株)(東京都新宿区)は産業用太陽光発電システムの新商品を8月から販売すると7月18日発表した。

 主に農・林業者らを対象とした中小規模の太陽電池モジュールのほか、パワーコンディショナー、架台などの周辺機器を含めた発電システムのパッケージ商品だ。
 遊休地、耕作放棄地、汚染地などを有効活用することで同システムの導入促進を目指す。 システムの商品名は「サンガーデン」。出力規模は50kw以下、太陽電池モジュール出力保証は25年、システム保証は10年。販売価格はオープン。
 同社のカントリー・マネージャー孫台圭氏は「再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度施行を受け、当社ではすでに世界50カ国以上で実績を持つメガソーラーだけでなく、中小規模の発電システム導入も積極的に促進したい。2009年の日本法人設立当初から培ってきた国内販売代理店との強力なパートナーシップをもとに、農林業の発達した日本ならではの地域特性に合わせたサービスを提供していきたい」と語る。 カナディアン・ソーラーは世界第5位の太陽電池モジュールメーカー。欧米やアジアを中心に事業を展開。住宅用から産業用まで実績は多い。

(2012.07.20)