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【東洋精米機製作所】
急増する需要に応え「関西新工場」着工  東洋精米機製作所

 (株)東洋精米機製作所(本社:和歌山市、雑賀慶二社長)は、建設準備を進めていた「関西新工場」(敷地面積約2000坪)の建築許可が7月20日に下り、着工の運びとなった。

関西工場着工を報告する雑賀社長 同工場は関西地域でのBG無洗米の需要増が続くなか、現状は関西地域にあるBG無洗米工場がフル稼働状況にあること、特に同社の和歌山工場が生産能力の限界にきていること、金芽米をはじめとするサイカ式精米法のコメ需要が増えていることなどに対応するため、関西の拠点工場として新たに建設する。同社直営の精米工場としては4番目となる。
 10年前に完成したトーヨーライスセンター関東工場は、先進的な機器・設備を持ち、高い清潔度や粉塵対策、コンタミレスの実現などで精米工場の新時代を築いてきた。
 このたび建設される「関西新工場」は、1年後の竣工を目指すが、新たな特許技術を採用した最新の機器・設備を導入するなど、トーヨーライスセンター関東工場を凌駕した、新時代のモデル精米工場が誕生することになる。 なお、建設場所、建設内容などについては、現時点で公表されていない。

(写真)関西工場着工を報告する雑賀社長

(2012.08.06)