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【エス・ディー・エス バイオテック】
センチュウ防除剤のびる SDSが第3四半期決算

 エス・ディー・エス バイオテック(SDS)は11月1日、平成24年12月期第3四半期決算を発表した。主力商品の販売強化に取り組んだが、出荷が伸び悩み前年同期に比べて減益減収となった。

 当期までの累計売上高は62億円で前年同期に比べて11%減だった。営業損失は7200万円、経常損失は1億9000万円だった。四半期純損失は9900万円。
 剤の種類別売上高では、殺菌剤が前年同期に比べて15%減の25億円、水稲除草剤が同14%減の20億円、緑化関連剤が同6%減の11億円だった。一方、殺虫剤はセンチュウ防除剤が伸びて、同24%増の4億円だった。
 同社のラインナップは農繁期に備えて冬から春にかけて出荷が集中するため、例年第4四半期(10〜12月)に売上高が集中するため、通期業績では営業利益、経常利益などは前年を上回る見込み。


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