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【ケルヒャージャパン】
樹皮洗浄でサクラを元気に 景観保持に協力

 清掃機器の最大手であるドイツ・ケルヒャー社の日本法人ケルヒャージャパン(株)(宮城県黒川郡)は愛知県新城市でサクラ洗浄に協力する。

 新城市の市民団体「桜の街の実行委員会」は11月18日に「秋のさくら祭り」を開催し、その中で桜淵公園のサクラに着生し、樹勢を弱らせるコケを除去するイベントを実施する。
 ケルヒャージャパンはこれに業務用エンジン式冷水高圧洗浄機「HD 1050 B」を貸し出し、専門家による除去作業を見せ、またサクラの剪定、施肥、コケ除去などを市民ボランティアが体験。
 これらを通じて生きた樹木の洗浄という高圧洗浄機の新しい可能性を発信していく。
 サクラの街の実行委員会は、弱ったサクラに着生するコケを除去して成長を促し、サクラの景観を保つことを目的に市民運動を展開。
 2010年2月には公益財団法人日本花の会監修のもと、ケルヒャージャパンとウメノキゴケ除去合同トライアル調査を行い、最適な除去方法を確認した。
 なお実行委員会は花の会による「桜と花のまちづくり賞」を5月に受賞している。

(2012.11.15)