JA広報誌便り

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【「JAにいがたみらい」 11月号 (新潟県)】
エコ栽培100%をめざして JA新潟みらい

 今月号では同JAが平成20年度から始めた環境にやさしい稲づくり「環境保全型稲作」について取り上げている。

「みらい」11月号 「特徴ある米づくりによる、特徴ある産地」をめざし、化学由来窒素や化学合成農薬の使用を減らした米づくりを行う取り組みだ。肥料と農薬の使用量を地域慣行基準から30%抑えた「eco30」と50%抑えた「eco50」の2種類の栽培法を推奨。現在管内5地区で生産者の半数が取り組んでいる。
 経済部門ではこの取り組みを支援するため、同JA専用の対応肥料を販売。エコ栽培者の半数が使用しているという「有機一発基肥」は特別栽培米とエコファーマーに対応しており、夏場の追肥作業の省力化、肥効の安定性が特長だ。
 管内でエコ栽培100%にするのが今後の目標。来年に向け、各地区の土壌に合わせた施肥設定をしていく予定だという。
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 また、管内にある白根農産物加工所での味噌作り体験を提案している。「かあちゃんみそ」を製造・販売する女性部しろね支部の味噌加工グループが作り方を指導してくれる。持参した大豆で作ることも可能だ。

(2009.11.16)