JA広報誌便り

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【「みなみかぜ」 4月号 (愛媛県)】
ブラッドオレンジ 初の産地化  JAえひめ南

 4月号では全国で初めて「ブラッドオレンジ」の産地化に力を注ぐ同JAの取り組みを特集している。
 見開き3ページで3人の熱心な生産者が登場した。

「みなみかぜ」4月号 現在管内にいるブラッドオレンジの生産者は約290人。そのうちの約80人が08年に発足した栽培部会員だ。
 ブラッドオレンジとはイタリアなど地中海沿岸地方原産のミカン科果実。赤い果肉が特徴だ。栽培技術はまだ研究途中であることから、結実している面積は栽培面積13haのうち3ha。しかしカットフルーツやジュースなど、加工に適していることから新たな需要が見込めると注目を集めている。生産者のひとりは都市圏での高級ジュースやカクテルの材料として期待する。すでに県内外からの問合わせがあり、加工分野で利用の幅を広げ地域の産業になることを望んでいる。

(2010.04.05)