JA広報誌便り

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【「Kinan」 4月号 (和歌山県)】
レジ袋の収益で森づくり  JA紀南

 4月号では同JAが取り組む森づくり運動に着目した。苗木や整備代などにかかる費用をAコープのレジ袋の売上金を活用するという取り組みだ。

「Kinan」4月号 管内にあるAコープ全10店舗では昨年1月からレジ袋の有料化を開始した。昨年12月までの約1年間で得た収益は約213万円にのぼる。同JAが取り組む「照葉樹の森づくり運動」として2月に行った植樹祭で売り上げ金を活動費とした。地域団体と連携して借りた山に1200本の苗木を植樹。
 同JAではまた新たな山を借りる予定で、今後もレジ袋の収益を充てた活動を行っていくとしている。

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 和歌山県では農林漁村で加工品開発や伝承活動に取り組む女性や高齢者グループを讃え表彰を行っている。管内から農業体験の受入れや加工品開発などを行う「秋津川振興会」と直売コーナー出荷組織の「なんたん市部会」の2グループが受賞したと紹介している。

(2010.04.08)