JA広報誌便り

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【「CERESA」 10月号 (神奈川県)】
伝統野菜で地域おこし  JAセレサ川崎

 10月号の特集は多摩区菅地区の伝統野菜である「のらぼう菜」。
 後世に残し、地域興しにつなげようと商品開発への取り組みを紹介している。

「CERESA」10月号 古くから自家用に栽培していた「のらぼう菜」を今後も残していきたいと、2001年2月に栽培農家が「菅のらぼう菜保存会」を発足した。現在は地区外にも栽培が広がっている。
 保存会では地域の活性化をめざし、昨年から日本女子大学と多摩区商店街連合会とで商品開発を進めてきた。洋菓子店や和菓子店、豆腐店など、9商店が商品開発を受け入れ、まんじゅうやカステラ、アイスなど13品のバラエティに富んだ商品が誕生。9月には区役所で試食会を開いてPRした。
 農業と地元商店街の連携による可能性が広がる事例として期待が伝えられている。

(2010.10.26)