JA広報誌便り

JA広報誌便り

一覧に戻る

【「あぐりー・とーく」 12月号 (群馬県)】
高まる「地産地消」給食  JA前橋市

 12月号では前橋市が進めている学校給食での「地産地消」の取り組みについて、10月に市やJA、学校関係者や生産者と行った意見交換会での内容を盛り込みながら紹介している。

「あぐりー・とーく」12月号 前橋市では今年から給食に使う米を100%地元産とし、豚肉も月1回は100%地元産を取り入れている。地元野菜の使用率も高まり、平成19年度は11.1%だった使用率が昨年度は31.5%に伸びた。
 意見交換では、栄養教諭や学校の校長から「生産者の作業や地元で採れたものだと説明すると興味を持って食べてくれるようになる。地産地消は食育につながる」との発言があった。生産者からは規格外品も使ってもらえるようなメニューや対応の要望が挙がった。
 JAとしては必要品目を計画的に安定生産できるように生産者と連携したいと伝えている。

(2010.12.08)