JA広報誌便り

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【「ほくほく通信」 5月号 (広島県)】
「地域守る」水稲受託団体  JA広島北部

 地域の農業者を紹介する「農空間」は5月号で49回目。
 今回は中山間地の農業を守るために設立された「北広島町農林建公社」を紹介している。

「ほくほく通信」5月号 同社は旧千代田町、森林組合、JAの出資によって平成4年に誕生した。法人組織がない地域や耕作困難な農地を請け負い、主に水稲の作業を受託している。
 今年度は43haを引き受けているが、そのうちの多数が未整備田。請け負う土地は面積や条件がさまざまで作業時の移動も多く、効率的にいかない点もある。しかし「地域を守る」というメンバー共通の思いで作業に勤しんでいる。作業を行うのはほぼ若手メンバーで、山口克也代表取締役は「農業の将来を担う人になってほしい」と話している。

(2011.05.31)