JA広報誌便り

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【「ときめきネットワーク」 10月号 (静岡県)】
地元農産物でお菓子開発  JA遠州中央

 10月号の「この人に聞く」では「もったいない」の精神から地元農産物を使ったお菓子の開発・製造を行う伊藤節子さんを紹介している。

「ときめきネットワーク」 10月号 (静岡県) 平成17年に鹿児島から静岡に移り住んだ伊藤さんは、そのときに持ってきたサトウキビの苗で栽培を始めたこときっかけに「豊岡さとうきび栽培研究会」に入会。そこで黒砂糖を使った加工品の依頼を受け、21年に「豊糖菓子部会」を設立した。
 最初は黒砂糖を使った生キャラメルを中心に製造していたが、「捨ててしまうのはもったいない」と規格外品の地元農産物を使った商品開発にも取り組むようになった。研究会のメンバーや近所の人たちから提供された柑橘類や野菜でピールやゼリーなど、昨年までの2年間で約50品を開発したという。
 これからも新商品に挑戦していきたいと意気込みを伝えている。

(2011.10.20)