JA広報誌便り

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【「とぴあ」 (静岡県) 7月号】
外からの視点で地場産を再発見 JAとぴあ浜松

 静岡県の最西部に位置するJAとぴあ浜松の管内面積は約560平方km。東西、南北30kmになる。広いエリアのため、「地元」の農産物を知らない人が意外に多い。一般消費者はもちろん、農家も同様だとか。

「とぴあ」 (静岡県) 7月号 そこで「もっと地元の人に知ってもらいたい、食べてもらいたい」と、広報誌では足掛け3年、地場産農産物の紹介を続けている。毎号4ページを割き、特徴、栄養価、おいしい食べ方などを特集してきた。
 なかでも好評なのが、ホテルのシェフなど、地場産農産物を利用する外部の人間が書いた食材エッセーだ。広報課の飯尾さんは「地元の農産物を外部の人に評価してもらうことで、農家はもとより地域の消費者が、地場産のよさを再発見できる」という。
 同誌はファーマーズマーケットなどにも置いているが、この特集を始めてから新規の読者が増えたという。

(2013.07.29)