JA広報誌便り

JA広報誌便り

一覧に戻る

【「さがみ」 8月号 (神奈川県)】
埋もれがちな女性農業者を特集 JAさがみ

 これからは農業も女性の時代――。埋もれがちな女性農業者の活躍を紹介しようと、特集「農業への思い・魅力に迫る」で、女性農業者6人の横顔を紹介している。

「さがみ」 8月号 (神奈川県) トマトを栽培する田中悠子さんと千砂さん姉妹はともに30代。農家に生まれ、「当然のように農業を継いだ」。「女の子2人でよく農業やるね」と言われることも多いが、「人が食べるものを作る仕事って、いい仕事だと思うよ」と笑顔で答える姿は清々しい。
 一方、61歳の三澤共香さんは転職組だ。勤めていた会社を55歳で早期退職。子供のころからの夢だった花に関わる仕事がしたいと、農業アカデミーで学び、農家で研修、基本を身に着けた。その後、自宅から通える農地を探し、農家登録をして新規参入を果たした。花の栽培は苦労もあるが、「奥が深い仕事」。第二の人生をかけるに相応しい仕事と感じているようだ。
 農業はまだまだ男性社会。そうしたなかで、さまざまなきっかけで就農した女性たちの活躍ぶりは、農業に関心をもつ女性には大いに参考になるだろう。


消費者の気持ちを第一に考えて「少しずつ、色の違うバラを栽培している」という三澤共香さん。

(消費者の気持ちを第一に考えて「少しずつ、色の違うバラを栽培している」という三澤共香さん。)

(2013.08.06)