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【JA氷見市 代表理事組合長】
川上 修 氏

 3月19日〜20日の両日、東京・一ツ橋の日本教育会館で開かれた第7回JA人づくり研究会で事例報告を行った。テーマは「ハトムギによる産地形成とJA主導の農商工連携」。

 JA氷見市は福祉事業、保育園、直売所などを立ち上げJAとかかわる人を増やすことで事業を均衡して拡大している。また、業種を超えて地域全体で連携する「オールひみ」の取り組みや、職員約380人で年間教育費2000万円以上という人材育成強化など、財務より収益基盤の強化をめざす取り組みが基本戦略だ。
 地元富山県の飲料メーカーとの連携で2006年に発売したペットボトル飲料「氷見はとむぎ茶」は、09年に年間200万本を売るヒット商品になった。売り上げの一部を市が主催するハンドボール大会のために寄付するなど、地域への貢献でも注目されている。そのほかブランドの氷見牛を使ったレトルト商品「氷見牛カレー」も、テレビで紹介されるなど好調だ。
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(2010.04.07)