ＪＡはが野は1997年に１市５町の６ＪＡが合併して誕生したが、合併後も旧ＪＡ単位の部会が強く地域格差が大きかったため、ブランド統一やロット拡大による交渉力強化をめざした。販売戦略について、「02年に市場よりも実需者ニーズを重視して転換した。量販店のバイヤーなどからも情報を集め、パックや規格の小型簡素化を実現した」。
　生産者の労力軽減と品質向上をめざし、04年にはイチゴ中心のパッケージセンターを設立。３年目には取扱高20億円を突破し、09年度取扱高は34億円へと成長している。

（新世紀ＪＡ研究会　第８回セミナーinＪＡはが野）