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【JAレーク伊吹・経済部担い手対策課課長】
福永 直城 さん

 JA全農が11月25・26日、新横浜プリンスホテル(横浜市)で開いた「TACパワーアップ大会2010」に参加。大会2日目にTAC管理者として「TACシステムの活用による訪問活動」をテーマに発表した。

 入力のサイクルは訪問前日の計画入力→訪問後の結果入力→管理者チェック、という流れ。この流れがTACと管理者にチームとしての共通認識を生むことで、タイムリーなミーティングができている。またキーワード入力や時系列による記録から過去の面談履歴が引き出せるシステムのメリットを活用することで、新たな事業提案も可能だ。
 次年度の事業提案に役立てるため、過去の訪問状況や重要な面談事項を「ヒアリングシート」にまとめている。その内容をミーティングで協議し提案事項を立案している。
 管理者として心がけいることはTACが訪問しやすい環境を作ること、TACのモチベーションをあげることなどのほかに、TACの活動を「見える化」して組織内外に理解してもらうこと。そのために訪問件数と訪問回数を数値化した活動状況の検証や、関連部署への活動(月報)の報告で情報の共有化に努めている。

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(2010.12.06)