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【バイエル クロップサイエンス】
新規殺虫剤『キラップ粒剤』

斑点米カメムシ防除対策に朗報

 バイエル クロップサイエンス(株)(ジョン グレイ社長、本社:東京都千代田区)はこのほど、水稲の重要害虫である斑点米カメムシ類に対して優れた効果を発揮する新規殺虫剤『キラップ粒剤』(製品名)を市場投入した。4月から新製品を加え、「キラップ剤」は8製品に拡大される(表参照)。 『キラップ粒剤』は、同社が開発したフェニルピラゾール系の有効成分「エチプロール」を含んだ粒剤タイプの水稲用殺虫剤。 近年問題となっている斑点米カメムシ類に対して卓越した効果を発揮することが最大の魅力で、特にアカヒゲホソミドリカスミカメのようなカスミカメ類に高い活性を示す。 本剤を水稲の出穂10日前から出穂期頃に本田処理...

キラップ粒剤

 バイエル クロップサイエンス(株)(ジョン グレイ社長、本社:東京都千代田区)はこのほど、水稲の重要害虫である斑点米カメムシ類に対して優れた効果を発揮する新規殺虫剤『キラップ粒剤』(製品名)を市場投入した。4月から新製品を加え、「キラップ剤」は8製品に拡大される(表参照)。
 『キラップ粒剤』は、同社が開発したフェニルピラゾール系の有効成分「エチプロール」を含んだ粒剤タイプの水稲用殺虫剤。
 近年問題となっている斑点米カメムシ類に対して卓越した効果を発揮することが最大の魅力で、特にアカヒゲホソミドリカスミカメのようなカスミカメ類に高い活性を示す。
 本剤を水稲の出穂10日前から出穂期頃に本田処理していく。散布適期幅が広いためいっそう使いやすくなているほか、長い残効性を有していることから、安定した効果も期待できる。
 従来、カメムシ防除は液剤散布、粉剤散布が主流で防除作業は重労働だったが、本剤は粒剤に仕上げられていることから散布時の労力を軽減でき、合わせて水田周辺への農薬飛散防止対策も万全。
 本剤の上手な使い方として、散布に当たっては、湛水状態(水深3〜5cm)で均一に散布し、散布後は少なくとも7日間は湛水状態を保ってやり、田面を露出させることなく、落水およびかけ流しをしないよう注意したい。
 なお、4月1日に新たに市場投入されるのは、斑点米カメムシといもち病を「粒」でラクラク同時防除する『イモチエースキラップ粒剤』で、エチプロールとメトミノストロビンを有効成分としている。着実に製品のラインアップが進む。

キラップ剤・表

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