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【朝日工業・武蔵野種苗園】
耐病性大玉トマト「アニモ」  朝日工業・武蔵野種苗園

トマト黄化葉巻病に広く対応

 朝日工業(東京都豊島区、赤松清茂社長)と武蔵野種苗園(東京都豊島区、油木大樹社長)は、耐病性大玉トマト「アニモTY−10」、「アニモTY−12」の2新種を市場投入する。

アニモTY−10、アニモTY−12
販売:標準小売価格(税込み)38850円/1000粒
(アニモTY−10、アニモTY−12同価格)

 2品種は、昨年7月に「TY−10」(試交番号)、「TY−12」(同)として発表され試験的に販売されていたが、今回、正式名称を「アニモTY−10」、「アニモTY−12」として新発売するもので、2社の強力な技術普及体制で販売力を強めていく。
 また、2品種はオランダのRIJK ZWAAN(ライク ズワン)社との共同育種事業により開発された品種で、近年、全国的な規模で感染が広まり大きな問題となっているトマト黄化葉巻病(注)の、現在国内で確認されている2つのレースの双方に対し強い耐病性を有しているほか、糖度も高く食味も良い。
 現在、トマト黄化葉巻病の「イスラエル系統」、「イスラエルマイルド系統」の双方のレースに耐病性を有するトマト品種は国内ではまだ僅かであり、同病害に悩む産地にとって朗報となる。
 (注)トマト黄化葉巻病 近年、主に関東以西でその発生が確認され、問題となっている病害。国内では「イスラエル系統」、「イスラエルマイルド系統」の2つのレースが確認されており、タバココナジラミを媒介としたウイルスに感染することで発病する。

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