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【日産化学工業】
種に付けるだけ、カンタン処理で長期防除 種子殺菌剤「ボルテックスFS」  日産化学

 日産化学工業は3月19日、大豆、てんさい用の種子消毒剤「ボルテックスFS」を上市した。

種子殺菌剤「ボルテックスFS」 「ボルテックスFS」は園芸作物の防除剤として利用されているアミスルブロムを有効成分とする吹き付け処理・塗沫処理型の種子殺菌剤だ。播種前のタネに付着させるだけの簡単な処理方法で、約1カ月間病害を防ぐ。
 適用は大豆・エダマメの茎疫病、てんさいの苗立枯病(アファノミセス菌)。大豆の茎疫病は土壌伝染性の難防除病害で、最近は全国の水田転作畑で発生が確認されている。生育初期に感染し、苗の立枯れ症状を引き起こす。
 「ボルテックスFS」は、茎疫病の感染部位となる地際部に有効成分を長くとどまらせることで、感染を防ぎ苗立率をアップさせる。実験では、無処理で8割以上あった発病度を2割以下にまで抑えることができた。
 使い方は簡単で、種子粉衣機を使う場合は乾燥種子1kgあたり5mlを投入し粉衣機を回すだけ。少量であれば、ビニール袋に種と薬剤を入れてかき回すだけで均一に付着させることができる。
 商品の問い合わせは同社農業化学品事業部マーケティング部【TEL:03-3296-8141】まで。

(写真)
ボルテックスFS(250ml)

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